ワインの醸造方法など
ワインの醸造方法による区分
- スティルワイン
- ぶどう果汁を醗酵させて炭酸ガスを含まない状態で製品化したワイン
- 赤ワイン
- 赤ワイン用のぶどう品種を原料にして果肉や皮種ごと醗酵させて造る
- 白ワイン
- 白ワイン用のぶどう品種を原料にして果肉や皮種を取り除いて醗酵させて造る
- ロゼワイン
- 赤ワインと同様に造り、程よく色づいたところで果汁だけ取り出しさらに醗酵させる*
- 発泡性ワイン
- スティルワインを密閉して二次醗酵を起こし、炭酸ガスを持たせたワイン
- フォーティファイドワイン
- 醸造工程でブランディやアルコールを添加してアルコール分を高めたもの。シェリーやポートワインなど
* ドイツのロートリングなどでは醗酵前の赤と白の果汁を混ぜて醸造する。なおヨーロッパではシャンパーニュ以外では赤ワインと白ワインを混ぜてロゼワインとすることは禁じられている。
ワイン醸造の大まかな流れ
- 原料ぶどうの収穫・選果
- 白はプレス、赤・ロゼは破砕
- 醗酵
- 赤はプレス、ロゼはプレス・醗酵
- 後醗酵
- 樽熟成・澱引き
- ろ過
- 瓶詰め・瓶熟
ちなみに授業の最後は、テイスティング。
本日の課題は、白2本・赤2本を飲み比べ、若飲みするタイプか熟成タイプかを考えるというものでした。